『 今の商品の根本から観直そう! 』


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  『 今の商品の根本から観直そう! 』
 2008.7.1. 72号 非まじめ発創塾 坂井 徳栄
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 【特許の模倣を防げない落し穴】の非まじめ塾:坂井です。
 今日も『非まじめ・メルマガ』をお読みいただき有り難うございます。

 

 6月21日(土)の日本経済新聞のトップにこんな見出しが大きく
書いてありました。

   “ガラス生産 燃料費半減”   “旭硝子 製法を抜本転換”


 今回は、この記事をヒントに、過去にもお伝えした“さいかい産業”
さんの燃焼器具『キリン君』を取上げます。


■ 本日の【非まじめメルマガ】
  ◆【非魔人=超凡人コーナー】
  ◆【読者様の声】
  ◆【非まじめ発創】
  ◆【あとがき】


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◆【非魔人=超凡人コーナー】

 有り難いことですが、グーグルのロボット検索には驚かされています。

 6月に入って2回も、ロボットに巡回がありましたし、トップ表示される
キーワードの種類も増えました。

 下手なりにやっているSEO対策も、一応成功しているようです。
 訪問客数も、30%ほど増えました。

 「 特許 + 模倣 」では、24万6千中、常にトップ表示されますし、
 「 特許 + 侵害 + 模倣 」では、4万6千9百中、3位、
 「 特許 + 模倣 + 防止 」では、13万6千中、1位
と好調です。

 さらに、「 特許 + 侵害 」も51万2千中、70位まで上昇しました。
  (今までは、100位以下でした)


 やはり【特許の落し穴】に焦点を絞ったことが、良かったようです。

 とは言っても、私のやっているSEO対策なんて、屁みたいなものです。
 単に、特許、侵害、模倣、などの言葉を文章として多用しただけに
過ぎないのです。

 日本語入力ができれば、誰だってできることですから、自慢できる
SEO対策ではないのです。

 単なる言葉の羅列でしかありませんからセコイやり方なのですよ!

 これで、グーグルも、ヤフーも1位か2位に表示されているのです
からね。

 

 しかし、【特許の落し穴】なんて言っても、特許の世界ではあまり
なじみのない言葉ですから・・・なに? これ!?・・・と思われ、一瞬で
ほかのページに切替えられるのかもしれませんね。

 特許出願の前に、『特許の模倣防止』を取る企業は、キャノンを始め
とする一部の巨大企業だけですから、これを中小企業相手に訴えても
苦労して当り前ですね!


 しかし、中小企業にこそこの『特許権の模倣防止対策』が、必要なのです。

 弁理士に『丸投げで出願依頼』しているうちは、
   模倣を止めさせられる、強い特許権
は、決して取れないという自覚が、中小企業に必要なのです。

 

 でもね、問題は、
   中小企業の出願人が、【なるほど、これは重要なことだ!】と、
認識していただけるかどうか? なのです。

 

 私の文章力で、果たして、どこまでお伝えできることやら〜〜〜???

 まぁ〜、走り始めたのですから、やれるところまでやるしかありません。

 気力、体力、それに生活力、これが尽きるまでヤルッキャァ〜ないですね!

 どうか、ご支援願います!

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  ◆【読者様の声】


 6月21日に、SEO対策に取り組んでいましたら〜〜〜
 沖縄のホームページ・ブログ制作のプロ姫野社長さんからつぎの
ような有り難いご指摘を受けました。


> リニューアルされた、ホームページをみてあら?と思いましたので、
> 筆を執りました。
> トップページの見出しに
>  模倣を ヤメされられない チッポケな 特許権を
>  取ろうとする のですか・・・?

> とありますが、ヤメされられない → ヤメさせられない
> ではないでしょうか?

 

 我ながら文章の誤字脱字にアキレテいます。

 以前から多数の方々に“誤字脱字”のご指摘を受けているの
ですが、自分の文章の誤字脱字に気づかず、プロに頼んで作った
ホームページにチョッと手を加えたらトタンに誤字。

 悲しくなります!

 悲しんでばかりおれません。
 再度見直しましたら『特許の本質』に書いた無料レポート案内』の
リンク先の記事に間違いがある上に、さらに、リンク先も間違っていました。

 

 やはり、ご指摘を受けたら真摯に見直す素直さが必要ですね。

 姫野さんを始め、今まで、ご指摘やアドバイスをいただいた皆さん
   本当に有り難う御座いました。

 今後とも、宜しくお願いします。


 それにしても、
 姫野さんのようなプロが、私の近くにおられたら、
   もっとマシなホームページになるのでしょうがねぇ〜!


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  ◆【非まじめ発創】


 ところで、21日(土)の日本経済新聞のトップに次の見出しが大きく
報道されていました。

   “ガラス生産 燃料費半減”   “旭硝子 製法を抜本転換”

 従来の製法は、シーメンス式と言って1800年代半ばに開発された
技術だそうですが、今度の製法の転換で燃料使用量が従来の半分
以下になると言う。

 石油高等の折から画期的な技術のようです。

Co2が減らせるということは、時流にピッタリという前に、
   石油の価格が高騰したがゆえに現実化した技術のようです。

 

 三井化学は、大気中の二酸化炭素から合成樹脂をつくるもので、
現在の製法は、1900年ごろのものだそうです。


 さらに、新日鉄などの製鋼5社は、1700年代初めに開発された
石炭還元製鉄を水素還元製鉄に切り替えるそうです。

 

 いずれも100年から200年続いた古い製法の切り替えなんですね。

 歴史を調べると日露戦争は、1904〜5年と言うことですが、
そんな昔から続いていた合成樹脂の製法を切り替えるのは、並大抵
なことではありませんね。

 

 また、ペリーが黒船で日本に来たのが1856年ですから、当然
江戸時代。

 そんなに古いガラスの基本製法が、現代社会で通用しているのも
不思議ですが、これを切り替えるなんて業界の常識では考えられない
ことなのでしょうね。

 

 更に古い製鉄法。
 伊能忠敬が、1800年に測量を開始し、約17年かけて全国を歩き、
三角測量法で日本地図を製作したのは1817年と言うことですから
なんと凄いことなのでしょうか!

 

 しかし、これは大勢の専門研究員が、何代にもわたって研究し
続けたからできたことであって、中小企業や一個人でできることでは
ありませんね!

 それでは、中小企業や個人に物の製法を根本的に変更する発明は、
   不可能なのでしょうか?

 いえ いえ いいえ、そんなことは、ありませんよ!

 中小企業や個人でも、発想を根本的に切り替えた発明ができますよ!

 発明の種は、いたるところに転がっています。
 問題は、ナニに焦点を当てて『見たか?』、『観たか?』の違いです。


 たとえば、長野のVWS社の荻田島さんは、
   従来、有害だとされており、大学の専門教授も反対された〜〜〜

 あっ しまった !
 これは、まだ許可をいただいておりませんので書くわけに行かない
発明でした!

 書いても良いと許可されている“キリン君”について書きましょう。

 

 もっと身近にある商品なら
   中小企業や個人が、発想を根本的に切り替えた発明ができます。

 有限会社さいかい産業の古川社長の発明された“キリン君”が、
好例ですね。

 “キリン君” ???
 アッ、“キリン君”は、燃焼器具なのです。

 詳しくは、さいかいさんのホームページを開くと、すぐ右下に写真入で
“キリン君”が紹介されていますが、ここをクリックすると“キリン君”の
専用ページが開きます。

 さいかい産業 ⇒ http://saikai.pagans.jp/
 “キリン君” ⇒ http://www.groovetrip.jp/kirinkun/index.html

 

 ホームページでは、“キリン君”を“ペレットグリルヒーター”として
紹介されていますが、特許出願は私が関っておりますから当然
ペレット用のグリルヒーターと言う狭い考え方は、しておりませんよ!

 出願の名称は、燃焼器具です。
 ストーブとか、暖房器具と言った限定的名称ではありません。

 


 ナゼ、こんなに広い概念の名称にしたのか?
 審査官の調査範囲が広がって、膨大な拒絶理由が来る危険がないのか?

 特許調査の結果、
 当然、こうした危険をおかしてでも、広い概念の名称にする価値あり、
と考えた結果です。


 その理由を書いておきましょう。

 

 ご存知のとおり『炎は、下方から上方に向って燃え上がる』もの
ですよね。
 これが世の中の常識です。

 ところが、古川社長の発明は、逆で
   『炎は、上方から下方に向って燃え下がる
のです。

 その上、なんと完全燃焼するのですよ!
 煙が出ないのです。
 煙突の先からは、透明な空気の揺らぎが見えるだけです!


 そんなバカな、とお思いになって当然ですが、これが事実なのです。

 最初は、私も耳を疑いました。

 しかし、この現実を試作品で見せ付けられては、疑いの余地が
ありません!


 この現実を見せ付けられた私は、これをどう表現したら弁理士が
納得してくれるか!

 イヤ、むしろ、審査官が納得してくれる表現をどうやったらよいか!

 私にとっては、地獄です。


 古川さんには、繰返し、繰返し、我ながらアキレルほど何度も聞きました。
 ホントに、シツコク聞きました。

 この発明のように『世の中の常識に反する発明』、私は大好きなのです!
 好きなものには、ついつい、熱が入ってしまうのですよね。


 古川さんも必死ですから手を変え、品を変え、ご自身でわからない
ところは、試作品で実証テストをした上で説明してくださいました。

 

 こうやって準備した下書きを弁理士に見せると、アンノジョウ第一声が、
   そんなバカな!

 この発言も当然です!
 この弁理士は、機械の専門家ですから、論理的に
   『炎は、上方から下方に向って燃え下がる』
なんていう話を簡単に納得できるわけがないですよね!

 常識外れの非まじめな発明ですから・・・!

 

 先ほどお話した“キリン君”のホームページを見てください。
 “キリン君” ⇒ http://www.groovetrip.jp/kirinkun/index.html

 一番下に『取り扱い説明書』の白抜きの図がありますが、右側に
ペレット注入口、左側にCo2排出口(煙突)があり、赤い炎がL型に
示してあります。

 炎は、当然排出口に向っているのですが、ペレット注入口から注入
されたペレットの下端から炎が下方に向った上で、水平方向に走って
いるのですよ!

 普通炎は、下から上に向いますが、
   この“キリン君”の炎は『上から下に向って』いるのです。

 

 と言うわけで、特許調査の結果、上位概念の広い意味の『燃焼器具』
として出願したのです。

 その上、ご存知の特許庁の中小企業優遇策を使って、
   無料で調査したところ、『先願の引例になる発明が見当たりません』
と、言う素晴しい評価を得ました。

 古川さんも、私も、これは当然と納得しました。
 まぁ、言ってみれば、パイオニア発明としてほぼ保障されたようなものです。

 発明の名称も、『燃焼器具』という広い名称ですから、下手にマネる
と、『御用、御用』と止めさせられます。

 広い名称での出願戦略は、大成功のようです。

 

 用途としては、様々な用途があります。

 暖房用としてストーブだけでありませんし、ボイラーを始め果樹園の
霜害予防用にだって使えるようにしてありますよ!

 

 

 やはり世の中の常識は、理屈抜きで疑ってみる価値がありますね!


 100年、200年とは言いませんが、ここ数十年、
   イヤ、ここ数年変っていない商品の本質を『観て』ください。

 『見て』いては、見付りませんよ!

 『観る』のです、徹底的に!

 1週間でも10日でも、半年でも、1年でも、さらに、5年でも10年でも
   『観続けて』ください!


 あなたの身の回りのローテク技術を〜〜〜!

 意外な大発明になるかもしれませんよ!


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  ◆【あとがき】

 新潟は、ホントに梅雨入りしたのでしょうか?

 新潟気象台が、雨が降った19日に梅雨入り宣言して以来、28日まで
晴れたり曇ったりで、梅雨らしい雨が降っておりませんでした。

 ようやく29日に梅雨らしい雨が降りましたが、1日限り。
 翌30日から連続快晴!

 逆に、こういう年は恐いのですよね。
 梅雨明け寸前に低気圧が停滞し、特に山間部にドカ〜ンと降らせるんですよ!

 信濃川への合流部も広がりましたから、4年前の氾濫のようなことはないと思いますが〜〜〜?

 

 

 今日も、最後までお読みいただきまして 本当に有り難うございました。

 いかがでしたか、お役に立てたでしょうか?

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