『 【履物】非まじめ思考 ! 』


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   『 【履物】非まじめ思考 ! 』
 2008.4.15. 61号 非まじめ発創塾 坂井 徳栄
◎●◎  http://www.himajime11.com ●◎●
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 中小企業の社長さん!
  特許が分らなくても、ここがわかれば、特許が取れる!

  侵害や模倣されない強い特許が、取れますよ!
  出願前に『特許の落し穴』を減らすだけで、特許権が強くなる!

 ローテク品製造の中小企業の
  アイデアの【本質】を追求する【非まじめ発創】で
  御社の特許権を強化し、侵害・模倣から守ります!

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 非まじめ塾の坂井です。

 

 

 相変わらずの落語に出てくる『ソコツ長屋の熊さん、八五郎』並みです。

 メルマガ配信日の8日を、15日と書き、桜の開花日が6日のところを
13日と、それぞれ1週間後の日付を入れました。

 我ながらアキレかえっています。

 にもかかわらず、日付ミスを大目に見て激励のメールをいただき、
感謝、感謝、そして感激・・・しています。


 この桜、開花から10日目ですが、意外としぶとく散り始める様子が
全くありません。

 

 この桜を見ながら車輪なし自転車のペタルをこいでいて思うのですが、
人間の筋肉は年に関係なく鍛えられるんだ、と・・・!

 なぜかと言いますと、ペタルの回転速度が、始めたころより10%ほど速く
なっているんですね。

 それに、80過ぎで、40キロに満たない姉も最近必死に運動に取組んだら
手足に筋肉がついてきた、と自慢していました。

 そう言えば、プロスキーヤー三浦雄一郎氏の父:三浦敬三氏99歳が、
2006年5月モンブラン(4811m)を滑走しましたよね。

 当の三浦雄一郎氏75歳は、ヒマラヤ シシャパンマ山(8027m)の
標高7000mまで登り、先日、エベレスト(チョモランマ:8848m)
に向けて出発しましたよ。

 別に、そこまで鍛えようとは思っていませんが〜〜〜。


 脳は、年に関係なく鍛えられると言いますが、もしかしたら
    筋肉も年に関係なく鍛えられるかもしれませんね・・・!

 でも、理屈無用、例え、100億あろうが、10万円しかなかろうが、
 植物人間になって、金だけ残しても無意味ですよ!
    体が動かなかったら関係ないですから・・・!

 

 

 先ほど書きました激励メールのほかに、無料レポートをお読みになった
名古屋の足立さんから
   レポートには、具体例で書かれていて、大変分りやすい
とお褒めいただきました。

 そして、こんなメールもいただきました。
  < 私自身、実は特許の出願をもともとの目的にしていたのでは
  < なく、○○に関する仕事をしている中で○の器に関していつも
  < 感じていた不便を「これ、何とかならんのかなあ…」と思い
  < つつも、特にその問題を解決しようとするでもなくそのまま
  < に放置してしまっていました。
  < で、ある日ぼんやりしていると「!」と解決手段が降ってきて
  < すぐに模型を作って試してみるとかなり良い手ごたえ…
  < こんなことが特許出願を思い立つきっかけでした。

 良く成功談の中に『天の啓示』と言う話が出てきますが、
足立さんの場合もこれなんですね。

 ある程度の期間、一つのことについて真剣に考えていて
   行き詰まりを感じて放置しておく
と、ある日突然『ポット! アイデアが浮かぶ』ことがあります。

  これは、顕在意識(自覚される意識)の中で集中して考え続けた後
  行き詰って放置すると、潜在意識(自覚されない意識)の中で継続して
  検討され、解決案ができると、突然アイデアが『ポット!』顕在意識に
  上ってくる
と説明されています。

 まさに足立さんのアイデアは、これなんでしょうね。

 

 実は、これに似たことが、私にも何回かありました。
 例えば、ホームページに書いたスクレーパがその好例です。
 ⇒ http://www.himajime11.com/category/887974.html

 そして、先回の非まじめ・メルマガに書いた
高橋先生に指摘された『ボトルネック』の件もそうです。

 指摘を受けて、約2週間真剣に考え続けましたが、行き詰まりでした。

 そんな中で、先日の土曜日(12日)朝目がさめると、
   『ポット!』浮かんだんですね。


 なぁ〜んだ、無料レポート『特許の落し穴』にすでに書いてあるじゃないか!

   光の当て方、当てる角度を変えればそれだけで良いんだ!
 これで、解決です。


 これは、発明ではないんですが、アイデアでも、モノ・コトの考え方でも
固定観念で、一方からだけ見ていると、例え『見る』⇒『観る』ができても
   固定観念から抜けられないんです。

 

 この足立さんの事例から見ても【非まじめ発創法】も、
   ● 『見る』 ⇒ 『観る』 への転換
   ● 『目的追及・展開』
   ● 『追及・展開した目的の技術的組立』
の3つをやったが、行き詰った、と言うようなときは、
   一旦休止して、別のことをやったり考えたりしてください。

 徹底的に考えた上で、潜在意識に任せてみましょう。

 潜在意識から提案があるまで待ってみるのも、一つの手です。

 例え締め切りが迫っていても、行き詰ったら一旦休止することが重要です。


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 さてさて、今日の題名『【履物】非まじめ思考!』です。
 先ずは、日本の下駄から始めます

 インターネットを見ていたら『下駄の歴史』と言う所に、写真つきで出て
いました(他にもある)。
 ⇒ http://homepage2.nifty.com/miyuki-honpo/getanorekisi.htm

 ここには、田下駄が書かれており邪馬台国のあった2〜3世紀ころの物が
発掘されている。

 発掘された田下駄の構造は、長円形や長方形の板に左右2個ずつ計4個の
穴が開けられ、これらの穴の間に足を乗せワラや縄で結び付けて使っていた
ようです。

 田下駄の目的は、当然水田の耕作時に使われていたわけですね。


 しかし田下駄以外の下駄として使用目的の異なる履物としての下駄もあった
ようです。

 この履物としての下駄は、祭儀用や上流階級の使用したものと思われますが、
ここでは、同じ構造のものとして扱います(違うものがあるかもね・・・?)。

   2000年も前から日本にも上流、下流と言う階級社会があったん
   ですね。
   治世とは、上流階級が、下流階級を収める方便なのか・・・?

 

 まぁ、そんなことはさておき
 これらの農耕具としての下駄である田下駄と、履物としての下駄を現代の
特許制度から考えて見ましょうね。

 なんと、非まじめなことをやるんでしょうか・・・。
 シャンとまとまるんかいな???
 もう書き出したんだから、行ってみましょう〜〜〜非まじめに!

 

 特許には、進歩性と新規性が必要ですが、進歩性と新規性の判断は、
   1.目的  2.構成  3.効果
の違いから見ると分りやすいです。

 では、さきほどの田下駄と、履物用下駄を見ていきましょう。

 1、目的
   耕作用と、祭事用・・・当然違います

 2、構成
   板の左右に開けた4つの穴の間に足を入れ、ワラやヒモで足に結び付ける
   ・・・同じ

 3、効果
   田下駄・・・水田に足を取られず、作業がしやすい
   祭事用下駄・・・祭事の格式を上げる
   ・・・違う

 2の構成が同じですが、1の目的と、3の効果が違いますから特許権が
取れる可能性がある、と言うことになります。

 しかし、問題が一つ残ります。
 特許は、容易推考性といって既存のものから容易に考えられるものは、
特許権を取れないことになっていますから、この点を審査官が動判断するか、
にかかってきます。

 田植えを見たり経験したことのない方には、実感がわかないかも
しれませんが、裸足で田植えをするとほとんどフクラハギまでもぐるんですよ。

 それに、昭和24年の法改正で、農地整理が進むまでは、腰までもぐる田が
あったくらいです。

 アッ、そうか、今は長靴を履いて、耕耘機や田植え機でやるから、
   足も汚さないんだ。

 

 いかがですか、特許制度が2000年前に世界中探してもないのですから
『非まじめ』もここまでくるとアキレ返ってしまいます。

 しかし、アキレてばかりいないで下さいね。

 あなたの特許に対する理解を深めたくって書いているのですから
 ・・・書いた内容ではなく、考え方を読み取ってください・・・

 

 これで終わりにしたんでは、私にストレスが残りますからもう
少し書かせてください。
 お願い! アキレタからもう良い、なんて言わないで・・・読んで!


 さてさて、さきほどの
   左右2個ずつ計4個の穴が開けた板に
   前後2つの平行な突起(ニの字型の歯)
と付け加えたらどうなりますか???


 そのような田下駄もあったようです。

 さあ、もう一度、突起のある、なしを比較しながら1.目的、2.構成、
3.効果の違いを見ていきます。

 1、目的
   どちらも耕作用であり、祭事用である
   ・・・同じ

 2、構成
   板の下に平行な突起がない
   板の下に平行な突起がある
   ・・・違う

 3、効果
   田下駄・・・さらに作業がしやすくなる
   祭事用下駄・・・祭事の格式をさらに高める
   ・・・違う

 さあ、今度は、1の目的が同じですが、2の構成と、3の効果に違いが
出てきました。

 この場合は、構成の違いですから審査官も『容易に考えられる』とは言い
にくいですから拒絶理由も慎重になるでしょう。

 そして、例え拒絶理由がきても、手続補正書と、意見書の提出でクリアー
しやすくなります。

 

 さらに、『登呂遺跡 田下駄』で検索したら『水の道具 田下駄』に
興味深い写真つきの田下駄がありましたので引用してみます。
 ⇒ http://www.water.go.jp/honsya/honsya/referenc/material/dougu/19.html


 < 引用開始 >

 〜〜〜、泥湿地の歩行や水田の農作業 などに着用される履き物の総称を
田下駄といった。稲作を基礎とする日本の生活文化史において、
農具としてだけでなく、履き物の起源を考える上でも重要な民俗資料である。

  最も原始的なものは、一般にナンバと呼ばれる板型のもので、鼻緒がとり
つけられておらず、平たい板に開けた穴に縄紐を通して足に結束した。

  このタイプの田下駄は登呂遺跡からも 出土している。

 田下駄は、その用途から二つの系統があることが知られている。一つは、
深田の田植えや稲刈り、泥湿地の芦刈などの作業用である。泥中に足が沈み
込むのを防ぎ、作業を容易 にするために使われてきた。これらは、板型、
輪かんじき型、下駄型、足駄型など小ぶりのものが主で、地方によって
ナンバ、カンジキ、タゲタ、ブクリなど、さまざまな名称で 呼ばれていた。

 < 引用:終了 >

 

 チョッと、待った!
 タンマ君登場! (東海林さだおの4コママンガ...古るすぎ)

 このまま続けて書くと、長すぎる!
 続きは、来週までマタンマ・・・!

 と言うことで、また、来週のお楽しみ!!!

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 【あとがき】

 最後に『タンマ君』登場とは、恐れ入りました。

 熊公、八公が出てきて、仕上げがタンマ君!

 我ながらアキレ返ってものが言えません、と言いながら書いてるヤツは、
どこの誰???


 これでも、知的所有権とか、特許権とか、マスコミでも政府でも、もちろん
学者先生や弁理士が、クソ真面目に議論している世界のものなんですよ!

 クソ真面目に言われたんじゃ、特許にくわしくない方々には、
   ますます、近寄りにくく、わからなくなりますよね。

 たまには、こんな楽しい書き方の「特許メルマガ」があっても
      良いんじゃないですか。

 えっ! 楽しくなかった・・・アキレ返っただけ〜〜〜!


 そうですか、楽しくなかった人は、
   坂井まで、メールで『苦情』をドシドシ送ってくださいね!

 非まじめ人間が、より非まじめに、深刻に考えますから〜〜〜!

 

 今日の非まじめ・メルマガ、最後までお読みいただきまして
   本当に有り難うございました。

 

 

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 今日もまた、変わった書き方になりましたが、
 この記事について
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 あまりにも快調なので、何か落とし穴が待っているのではないかと心配です。

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