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『 自動車は、【究極の非まじめ業界】だ! 』
2007.10.16. #46 非まじめ発創塾 坂井 徳栄
◎●◎ http://www.himajime11.com ●◎●
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非まじめ塾の坂井です。
今日も お読みいただきまして有り難うございます。
ご質問や感想もいただけると、ハゲミになります。
ゼヒ、送ってください。
秋です!
食欲の秋です!
食欲モリモリ、困っています・・・!!!???
過去数年間、ほとんど一定量しか食べなかった、
いや、一定量しか食べられなかったのです。
それがどうしたことか、9月末から突然食欲が出てきて、
食べても、食べても満腹感が味わえず、
4時間もすると腹が減るんです。
困るのは、夜です。
6時頃夕食をとって、10時か、11時には腹が減ってたまりません。
寝るに寝られず、寝つくためにソバ一杯、コンビニに走ります!
一杯で終わっていれば良いのですが、
イッパイになったらどうしようかと、心配です。
■■■ 今日の非まじめポイント ■■■
● 新商品を開発したければ、
『もっと良くするには、どうしたらよいか?』と
自分自身に問いかけてください。
● この一言
『もっと良くするには、どうしたら良いか?』
を肝に銘じておきましょう。
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14日(日)の『日経新聞』の朝刊(企業欄)に
『車の進化支える両輪』
と言う8段抜きの記事がありました。
この記事を読んで私が第一に感じたことは、
自動車は、【究極の非まじめ業界】だ!
と言うことです。
自動車業界も、『まじめ』だけでは生き残れないんだ!
一社の技術だけでも生き残れそうになく、
業種・業態を飛び越えた協業が、必要な段階にきているんだ!
異業種・異業態の連携による総合産業に向かって進んでいるんだ!
と、感じたのです。
中身は、27日に一般公開される『東京モーターショウ』に出品する
各社のコンセプトカーについてです。
しかし、これは、一人自動車業界だけのこと、と受けとってはおれません。
この中からローテク商品の開発に生かせるものがないのだろうか?
キット何かがあるはずです。
最後までお読みいただければ、
『ローテク商品の開発に生かせるヒント』も
書いてあります。
何だ、今日の『非まじめ・メルマガ』は、大企業の話かと、諦めないで、
むしろ、日経の記事の後を注意してお読みください。
必ず、お役に立つはずです。
記事は、出展車に採用された素材・IT関連技術としてつぎのものが
紹介されています。
以下、日経の記事『車の進化支える両輪』を再編集してお伝えします。
・・・ チョッと 大上段な書き出しですが
参考になればと、願っています ・・・
記事の頭近くに『トヨタ、日産、ホンダ、三菱、マツダ』の出展車に
採用された素材・IT関連技術としてつぎのような表があります。
まずは、トヨタ
「1/]」:炭素繊維強化プラスチックを骨格部分に採用し軽量化
「i-REAL」:バイワイヤ技術の採用で従来のハンドル操作などが不要
日産
「ピポ2」:NECグループと共同開発法のリチュームイオン電池で
走行距離2倍
富士通ゼネラルと共同開発の3Dモーターで走行能力向上
電機メーカーと共同開発の小型インバーターで軽量化
ホンダ
「PUYO」:弾力性のあるシリコンをボディー表面素材に採用して歩行者安全対策を強化
三菱
「アイミ−プ・スポーツ」
:三菱重工業のマイクロは技術を活用し、無線充電が可能
マツダ
「マツダプレマシーハイドロREハイブリット」
:帝人などと共同開発した植物由来の繊維を内装材に採用
トヨタの「1/]」は、帝人の炭素繊維強化プラスチックとの組合せで、
小型自動車を420kgと言う普通の小型車の1/3と言う軽量化を達成
することで燃費効率も2倍に高めたのです。
重量で1/3、燃費で2倍、この数値は、「まじめ」と自社技術だけで
達成できる数値ではありませんね。
帝人との組織ぐるみの協力体制ができたから達成できたのです。
炭素繊維といえば技術で先行している東レも負けていませんね。
10/9日の日経新聞のトップ記事が、「東レ『炭素繊維で車部品』、
『世界初の量産』」と言う記事です。
炭素繊維は、鉄の1/4の重さで、強度が10倍と言うことですから、
日米欧で強まる燃費規制と原油の高騰で、鉄には強力なライバル出現です。
あなたの業界でも、どこからライバルが現われるか分りませんよ。
ご注意、ご注意!
「i−REAL」の『バイワイヤ技術の採用で従来のハンドル操作などが
不要』は、まさに『非まじめ』そのもの、車につき物の『ハンドルを
なくしてしまえ』そうという発想です。
『バイワイヤ技術』と言うのは、ハンドル操作を電気信号に置き換える
技術で、航空機に使われている技術だそうです。
この『バイワイヤ技術』についてトヨタ以外の各社は、NECエレクトロ
ニクスやルネサステクノロジなど半導体業界と取り組んでいるとのことです。
日産も「ピポ2」で、NECグループとリチュームイオン電池で共同開発
法を進めるだけでなく、富士通ゼネラル3Dモーターで協力し、電機メーカーと小型インバーター取組んでいます。
三菱は「アイミ−プ・スポーツ」で家庭の電源から充電する電気自動車を三菱重工業のマイクロ波技術を活用しています。
ホンダはホンダで「PUYO」のボディー表面素材にシリコンを採用して
歩行者の安全対策強化に乗り出し、マツダも帝人などと内装材に植物
由来の繊維を採用した「マツダプレマシーハイドロREハイブリット」です。
何れにしても自動車は、業界内の技術の向上だけではすまなくなった。
異業種、他産業との技術の融合が、他者の協力を得ながら進め
なくては、国際競争に勝てなくなったようですね。
しかしながらこの記事は、大企業同士だからできる内容です。
上の記事は、各社それぞれ異なる技術内容ですね。
と言うことは、それぞれ違う『目的』を設定し、
それぞれの『目的を実現するために自動車と他業界の技術を
組合せ』ている、と言うことですね。
もちろん『目的を設定』する前に、自動車と他業界の技術を『観て』
いなければ、このような『目的を設定』することは、できません。
これをローテク商品の開発に生かすには、
1. 開発目的の『ローテク商品』をまず『観て』ください。
2. この『ローテク商品』と組合せられる『他業種の技術』を
探しだしてください。
それには、前回の『非まじめ・メルマガ』で私がやった
『無謀な挑戦〜〜〜』の中の『鍋の取っ手』のやり方だって
必要なんです。
⇒ http://www.himajime11.com/article/13210637.html
3. 『目的の追求・展開』により『ローテク商品』と『他業種の技術』を
組合せた『新しい目的』を設定してください。
4. つぎに、この設定した『新しい目的を実現するための技術の
組合せ』をどうやって実現するかです。
文字で表現すると、本当に簡単なように見えますが、現実はそう
簡単ではありません。
試行錯誤の連続でしょう。
途中で何回も『観直し』が必要になることでしょう。
『目的の追求・展開』のやり直しも起きるでしょう。
『新しい目的を実現するための技術の組合せ』ができた、
と思って試作しても、目的を達成できないこともあるでしょう。
諦めないでください。
めげないでください。
何はともあれ、発明は、従来技術の組合せなんです。
今まで、他人がやっていない技術の組合せを探し出せば良いのです。
実は、最近、K社が5年ほど前に特許出願した『紙製パレット』の
『特許査定通知』が来たのです(途中で『拒絶理由通知』もきました)。
この『紙製パレット』の開発者、K社のK社長がやられたことは、決して
【異業種の技術の転用】ではありません。
【異業種の技術の転用】の前の基本的なこと、『イロハのイ』を
実践しただけに過ぎません。
しかしこの『イロハのイ』を実践した上で【異業種の技術の転用】できれば、次々と『新商品を開発できる』のです。
それでは、『紙製パレット』の開発経過に触れていきましょう。
この『紙製パレット』は、K社のK社長が取引先の大企業]社の
Y社員に提案したところ]社のY社員が自分の発明のような顔をして]社から出願してしまったのです。
(冒認出願:他人のアイデアを盗んだ出願)
相手が取引先の大企業。
困ったK社のK社長から相談を受けました。
]社の出願は、「a+b+c」と言う技術です。
K社のK社長の新しいアイデアは、[a+b+c+d」、「d」の部分が
違うだけです。
この「d」の部分は、3cm角くらいの小さな突起が数個あるだけ
ですが、この「d」の部分に従来の「紙パレット」にはない
新しい効果があるのです。
☆ これだけのことで、特許権が取れたのです ☆
]社が自分のアイデアを特許出願したことを知ったK社長が考えたことは、
[a+b+c」のアイデアを『もっと良くするには、どうしたら良いか?』
この1点を考え続けた結果出てきたのが『d』を加えたアイデアです。
この相談を受けた私は、
「a+b+c」に「d」を加えただけの[a+b+c+d」と言うアイデアで
特許権が取れるかどうか、自信がありませんでした(正直、本音)。
しかし私も、余りにも出願することに熱心なK社長の申し出を断りきれず、
『どう表現したら良いか』について
何日も、何日も悩み続けました。
「a+b+c」と言う技術は、既に出願ずみな分けですから、「a+b+c」
の技術について、事細かに書いても意味がありません。
書く必要なのは、
わずか3cm角くらいの「d」と言う数個の小さな突起のこと
だけなのです。
強い特許どころの騒ぎじゃないんですね。
いかにして特許をとるかが、最大の関門なんです。
何はともあれ「d」を加えただけの「a+b+c+d」で特許権が取れた
のです。
どこにでもある従来技術の組合せに過ぎません。
しかし、単なる従来技術の寄席集めではないのです。
「+d」を加えることにより、「a+b+c」ではできなかったし、
従来のほかの技術でもできなかった「新しい効果」が得られたのです。
ここで私が強調したいことは、
☆ 『もっと良くするには、どうしたら良いか?』 ☆
と、K社長が自分自身に問いかけたことです。
【もっと良くするには、どうしたら良いか?】と言う、
自分に対する質問が、重要なんです。
もし、K社長が自分自身に
『もっと良くするには、どうしたら良いか?』
と、問いかけずに、
]社のY社員を
『Yのバカヤロウ! 俺のアイデアを盗みやがって・・・』
と、文句を言っていたら、「a+b+c」に「+d」を加えただけの
「a+b+c+d」と言うアイデアは、出てこなかったわけです。
「a+b+c+d」と言うアイデアが出てこなければ、
当然、このたびの『特許査定』はなかったわけですし、その前提となる
『特許出願』もなく、ウラミだけが残ったはずです。
自動車業界は、生き延び、発展するために、
そして新しい自動車を開発するため
『自動車をもっと良くするには、どうしたら良いか?』
と、問い続けているのですね。
それなら、例え『紙製パレット』のようなローテク商品であっても
『もっと良くするには、どうしたら良いか?』
と、自分に問い続けることが、必要じゃないですか。
あなたもも、自社商品あるいはライバル商品に対し、
『もっと良くするには、どうしたら良いか?』
と、諦めずに問い続ければ、キットすばらしい新商品を開発できます。
『もっと良くするには、どうしたら良いか?』
この一言、読めば、いや、読まなくとも、
頭では、分っているはずですね。
しかし、『いざ行動しようとすると、中々できない』
これが、我々通常人です。
■■■ ポイント ■■■
● 新商品を開発したければ、
『もっと良くするには、どうしたらよいか?』と
自分自身に問いかけてください。
この一言
『もっと良くするには、どうしたら良いか?』
を肝に銘じておきましょう。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
この『もっと良くするには、どうしたら良いか?』について、
もっと深く理解したい方にお勧めの本があります。
私も最近手に入れたばかりですが、繰り返し読んでいます。
新商品開発のための本ではないのです。
『成功思考物語』と言っても良いでしょうが、
ハウツウ本ではありません。
題名は、『質問思考の技術』
マリリー・アダムス:著 中西真雄美:訳
株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン:発行
質問思考7つのツール
1. 質問力の活用
2. 選択の地図
3. 学習者と批判者の質問
4. 自分自身を観察する
5. スイッチング・クエスチョン
6. 思いこみに疑問をもつ
7. 変化のための12の重要な質問
米では、ロッキード・マーティンやNASA等で
導入され成果をあげているそうです。
私:坂井は、只今3回読み返したところです。
新商品開発だけでなく、
さまざまな使い方がありそうです。
【あとがき】
最後までお読みいただきまして、本当に有り難うございました。
分りやすかったでしょうか?
参考になりましたでしょうか。
それにしても、腹が減ってきました。
6時に夕飯を食って、只今10時。
このままでは、眠れそうにありません。
コンビニへ行って夜食でも買ってこよう!
まるで、10歳台から20歳台の若者みたい!
これで、還暦過ぎた元若造の腹なのか???
まるで、飢餓地獄の餓鬼になったようです?
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