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●◎●◎● 非まじめ・メールマガジン ●◎●◎●
ローテク 万歳! ローテクこそ強い特許権を!
2007.7.24. bS0 非まじめ発創塾 坂井 徳栄
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非まじめ塾の坂井です。
今日も お読みいただきまして有り難うございます。
ご質問や感想もいただけると、ハゲミになります。
ゼヒ、送ってください。
今日は、教えていただきたいことがあります。
今私は、無料レポート『特許の落とし穴』編で、
【特許の本質】と、【特許の落とし穴】について説明していますが、
これだけでは、特許に詳しくない方が、出願前にどんな準備をしたら良いか?
を、十分に理解できないのではないか? と感じております。
そこで、『特許の落とし穴』編の内容を大幅に修正して、
特許出願の前に、どんな準備をするべきか
について、もっと詳細なレポートにしたいと考えております。
もう一つは、前回のメールで取り上げた『遠赤外線治療具』についてですが、
この『遠赤外線治療具』の開発経過から、私のとった『特許権強化策』、
さらに、どうやって『優先権主張出願』をしたかを具体的に書きまとめた
レポートに興味がありますか。
何れのレポートも、A‐4版でも、5〜60ページでは終わらないでしょう。
もし興味がおありでしたら
1.有料でもほしい 2.ほしい 3.無料ならほしい 4.わからない
のどれか一言を書きそえたメールをいただけませんか。
よろしくお願いします。
非まじめ塾のアドレスは ⇒ himajime@apost.plala.or.jp
新潟市の古川さんからうれしいメールが届きました。
古川さんは、『ストーブ』の中でも『ペレットストーブ』に特化して
業種転換を進めておられる若手企業家です。
先ずは、古川さんからのメールを見てください。
< 以下、引用 >
以前申請していただいた商品は、お陰様でかなり好評です。
また、今回出願に関しましては、物がシンプルすぎるため逆に相当
大変だったと思います。
何せ、発明した私本人でさえ、類似品はこの世に存在しないにせよ、
シンプルすぎてどこに特許性があるのか2年以上わからなかったのですから。
しかしたまげたのは、私自身考え出したものはほんの2〜3行程度なのに、
坂井様の手にかかるとA4紙10ページもの特許性が発見されたことです。
度重なる答弁、現物チェック、類似品調査、坂井様と私で徹底的に
逆の発想を繰り返すことで私本人も「あっ、そうか!」と同じ発明から
さらに別な発見をしてしまい、坂井様と大笑いしたことを今でも思い出すと
吹出します。
今回出願の発明品は、早速今年の秋から世に出ますので、
どこかの店舗で見かけたら思い出し笑いしてください。
新潟市 (有)さいかい産業 古川正司
< 引用、終了 >
古川さんは、新潟市といっても市の西側で巻地区、三条から近いんです。
近いということは、必要にあわせ、いつでも合えるんですね。
古川さんが、「さらに別な発見をしてしまい」と言っておられますのは、
他社商品を見ながら私と雑談している途中でおきたことなんです。
それだけに、古川さんの発想力のすごさを感じた一場面でした。
ペレットストーブについてご存じない方もおられると思いますので
簡単に説明します。
詳しくは、さいかい産業さんのホームページを見てください。
さいかい産業 ⇒ URL:http://saikai.pagans.jp/
ペレットストーブは、間伐材や端材、おがくずなどの木質資源を、
乾燥 → 破砕 → 圧縮
することで小粒状に固形化した燃料を燃すストーブです。
したがって、いままで処分するしかなかった間伐材や端材、
おがくずなどの貴重な木質資源を効率的に再利用して
燃料としてエネルギー利用できます。
※ さいかい産業さんのホームページを参考に坂井が再編集した説明文です
このペレットストーブは、決してハイテク製品ではありません。
ローテクのカタマリです。
しかし、ローテクのカタマリといっても、簡単に開発できるものでは
ありません。
モノ・コトをキチンと観て(見てではありません)、
従来と違う視点に立ち、従来からある技術を組み立てなおせるかどうか?
私流に言いますと
非まじめな視点に立ち、モノ・コトの本質を観て
別の次元から技術を組み立てなおす
と言うことです。
これが、『非まじめ発創』なんです。
話を元に戻しますね。
一般に技術者や専門家は、シロウトや門外漢の話は、うるさがって聞いて
くれませんから、私もそのつもりで話を小出しにし、『私の話をキチンと
聞く人かどうか』を観察しないと、互いの信頼関係は築けません。
古川さんは、こうした考え方で見ていますと、
『非まじめ発創』を頭ではなく、身体で理解されている方で、
技術の専門家ではなく、ストーブの門外漢である私の話を、
常に、真剣に聞いて、そこからヒントを得ようとしておられる姿勢が、
ヒシヒシと伝わってきます。
言ってみれば、古川さんと私の間には、共鳴現象がおきている
ということなんでしょうね。
いずれにしてもローテク商品は、『非まじめに観察』し続けると、
ハイテク商品と違って比較的短時間に新商品、
それも特許権の取れる新商品を開発できるものです。
最近、マスコミは、ハイテク、ハイテクと大騒ぎしていますが、
さんにハイテク商品が開発できますか?
ハイテク商品を開発できたとしても、そのハイテク商品の量産は
どうやられますか?
さらに、量産できたとしても、それを販売できますか?
どの一つでもとどこおれば、企業は立ち行きません。
何はともあれ、ハイテク商品の開発を目指す方には、
このメルマガは役に立たないかも知れませんね。
しかし、あなたの周りを見回してください。
薄型といい、プラズマといい、薄型テレビは、確かにハイテクな
最先端技術を使った商品ですね。
繰り返しになりますが、
たとえ、こうしたハイテク商品関連の技術に詳しくとも、
これらのハイテク商品を事業化する資金を用意できますか?
そのハイテク商品の販売は、どうしますか?
私の非まじめメルマガの読者さんには、ほとんど無縁な開発対象商品だと
思います。
超ローテク頭の私には、ハイテク技術が理解できませんから、
最初からお手上げです。
さわらぬ神にたたりなし、とばかりに、触ることさえできません。
コンピュータもハイテク商品ですし、ハイテク音痴の私でさえ毎日
操作しています。
もちろん、コンピュータの論理的構造は理解できませんから、私に
コンピュータの開発は、不可能ですし、もし誰かの助けを借りて開発できた
としても、商品化する能力はありません。
一転して、あなたの周りをローテクな視点で見てください。
ローテク商品に囲まれていませんか?
あなたの家庭内の99%の商品は、ロ−テク商品でしょう。
先ほどの薄型テレビだって、コンピュータだって、ローテク技術をベースに
チョッとだけハイテク技術を加味しただけなんです。
例えば、テレビからローテク技術を取り除いたら商品になりませんよね。
具体的に言いましょう。
テレビを見やすい位置に立てておくベースなんてローテクそのものです。
テレビの枠もローテクです。
テレビの内部を開けてみれば、ローテクの板金技術が沢山使われています。
コンピュータだって同じです。
毎日私は、コンピュータを操作していると思っていますが、
実は、コンピュータにほとんど触っていません。
触っているのは、ローテクのカタマリ、キーボードをたたいているに
すぎません。(たたかされているのかも???)
さて、身の回りからハイテク商品とハイテク技術を除くと99.9%は、
ローテクですね。
と言うことは、チャンスがローテクに圧倒的に多いということであり、
このローテクの一点一点に焦点を絞り、非まじめにその本質を追求すれば、
あなたにチャンスの女神が微笑むということです
この99.9%のローテクにこそ宝の山が眠っているのです。
1850年ごろにアメリカのカリフォルニアで起きたゴールド
ラッシュで一番儲かったのは、ツルハシ売りとジーパン売りだという話は
有名ですね。
大資本が必要なハイテク商品よりもわれわれの生活に密着したローテク
商品に的を絞ったほうが、小資本ですむだけでなくリスクも少ないのです。
それでは、古川さんの『さらに別な発見をしてしまい』とは、どんなもの
だったのでしょうか。
残念ながら、あまりこと細かく説明するわけに行かないのですが、
古川さんが私との打ち合わせが終わった後の雑談で気づかれたもの、
それは・・・・・。
先ず、打ち合わせた内容は、室内用ペレットストーブです。
古川さんによると、果樹園農家では、晩秋の霜害対策に大変苦しんで
いたそうです。
霜害に合うと、一朝にして一年の収穫が全滅するため、深夜から霜の終わる
午前10時ころまで、樹木の下でドラム缶を使ってたき火をして、上昇気流
により大気を撹拌していたそうです。
流水に氷が張らないとも言いますし、霜も小さな水滴の氷の集まりですから、
気流が起きると、霜にならないため、樹木の近くでたき火をすると、気流が
起こり霜の発生を防げるそうです。
したがって、霜害予防に大型の風車を取付けることもできます。
上の方法では、枯れ枝などの燃料を燃すわけですが、燃料の補給が間に合わ
ないとたき火が消えてしまい、アット言う間に霜害で果実が全滅です。
広い農園では、トラックに積んだ燃料を順次補給する徹夜の作業は、
並たいていな苦労ではありませんから燃料を自動供給できる燃焼器具が
強く求められていたのです。
東北の農林試験場でも真剣に研究されていた重要な霜害対策だったのです。
この果樹園の霜害予防用燃焼器具に室内用ペレットストーブの技術を応用
すれば、5時間でも、10時間でも必要な時間連続燃焼できることに気づいた
のです。
主な構成は、
1)燃料収納タンク
2)燃焼部
3)燃料収納タンク内のペレットを燃焼部に搬送する搬送手段
4)搬送手段を作動させる電源としての電池
これらの構成を備えた燃焼器具と燃料であるペレットをトラックに積んで、
果樹園内の樹木の近くに配置し、霜害の終わる翌朝10時ころまで燃やし続け
られる量のペレットを燃料収納タンク内に入れて着火し、電源を入れて搬送
手段を作動させることで、果樹園の霜害対策用作業が終了するのですから、
霜害対策用作業が格段に楽になったのです。
なぜ、霜害対策の専門家も研究設備もがそろっている農場試験場の研究員に
こんな簡単なアイデアが発創できなかったのか?
それは、古川さんが『果樹園の霜害現状を非まじめに観察し、その本質を
把握していた』からでしょう。
課題、問題の解決策は、モノゴトの本質をつかめれば、後は技術の組合せに
過ぎませんから、ホントにちょっとしたきっかけさえつかめれば、解決策即ち
アイデアが生まれるのですね。
そのためには、観ること、すなわち、観察を通じて本質を掴むことです。
もちろん、この技術は、決してハイテク技術ではなく、
ローテク技術そのものでした。
口で言い、文章に書くのはたやすいですが、私も容易にアイデアを
発創できません。
古川さんは、
私の60数年の人生の中で出会ったモノゴトの本質を的確につかめる人の
3人目の人です。
一人は、名前を公表させない偉大なる開発者ミスター]氏、
もう一人は、50年来の畏友角田氏、
そして、ここにご登場いただいた古川氏です。
このご三人さんは、本当にモノゴトの本質を的確につかめる人たちです。
いかがでしょうか。
ローテクは、新商品の種の宝庫だということをご理解いただけたでしょうか?
■■■ ポイント ■■■
● アイデア発創の原点は、
モノ・ゴトを『非まじめに観て本質をつかむ』ことから始めよう。
● モノゴトの本質をつかめたら
目的達成手段の異なる組合せを探し出せ! ひろい出せ!
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【あとがき】
最後までお読みいただき有難うございました。
分りやすかったでしょうか?
分りやすく、分り易く、と思って書いているのですが・・・。
それにしても【非まじめ・メルマガ】を書くのに時間が掛かる。
もっと短時間で書ける方法がないものか。
最後までお読みいただきまして、本当に有り難うございました。
今後も、あなたに役立つ非まじめ・メルマガを提供し続けます。
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