【非まじめ発創法】で商品を開発しよう

 新商品開発 



 ライバルの特許商品が良く売れている。特許権があって真似られない。

 わが社の商品は、中国の激安商品に押され、売れ行きがガタガタ減っている。

 ここ数年、製造方法を切替え、経費も人件費も最小限に抑え、リストラも限界です。

 ライバルの特許商品よりダントツの特許商品を開発したいが、簡単に開発できない。

 このままでは、会社が立ち行かなくなる。何とかしなければ・・・とあせるばかりだ。


 最近、経営者からこんな悩みをよく聞かされます。何故 でしょう?



 ライバルより優れた特許商品を開発できないのでしょうか? 理由は、いたって簡単です。


1.ライバル商品の姿・形にとらわれ、商品に使われる部品にこだわり、この姿・形や部品から抜けだせないからです。

  例えば、ライバル商品に使われている、コイルバネをゴムに切替えるようなものです。

  特許権を取れても、消費者は目先を変えたモノマネ商品と判断し、使い慣れたライバル商品を買い続けます。

  その結果、開発商品は、売れません。


2.ライバル商品の姿・形や部品の怨霊から抜け出すには、どうしたら良いか?

  それには、ライバル商品の姿・形や部品の「本当の目的」「真の目的」を徹底的に追求することです。
  ここまで出来れば、特許商品開発は、80%完成です。


3.ライバル商品の姿・形や部品の「本当の目的」「真の目的」が、ハッキリしてきました。

  しかしまだ新商品の姿・形が見えてきません。



  次に何をやったら良いのでしょうか?

  ここで初めて情報を収集します。

  従来の開発方法では、始めに、目的が不明確なまま、関連情報を徹底的に収集してきました。


  更に、収集した膨大な量の情報の分析に長い時間とエネルギーを使いました。

  この開発の準備段階で既に頭がクタクタに疲れはててしまいます。

  これでは、大切な発想の転換ができるわけがありません。



  それでは、どんなやり方で情報を集めたら良いでしょうか?

  はい、それには、開発したい商品の目的を徹底的に追求し、開発商品とできるだけ遠い業界、すなわち縁遠い異業種から「本当の目的」「真の目的」を実現するための情報をだけを収集して下さい。



4.最後は、集めた情報の組合せです。それもできるだけ簡単な構造でつくりやすい低コストな情報を開発したい商品の「本当の目的」「真の目的」に添ってどのように組合せるか。

  この組合せ方次第で特許権にもなるし、ゴミにもなれます。

  例えば、従来の「耳掻き」の先端は、ヒシャクのようになっていましたが、「耳掻き」と無関係な世界のスクリューコンベア非常に小さくしたり、釘の頭のようにフランジ型にするだけで特許権利が取れるのです。

  今では当り前の商品にラジカセがあります。このラジカセは、ラジオとテープレコーダを線でつなぎ、スイッチの切替えでラジオを聞いたりテープレコーダとして使えるようにした特許商品です。


 以上をまとめると、1.開発商品を決め、2.開発したい商品の「真の目的を追求」し、3.「追求した真の目的」を実現するための情報を様々な業種から収集し、4.頭の中の情報も含め、収集した情報から「本当の目的」「真の目的」に添った情報を組合せることです。




ライバルの商品が、もう恐くない・・・! 



 これだけのことをするだけですからライバル商品に負けない、ライバル商品より優れた商品を30日以内に開発できます。後は、特許出願するだけです。特許権が取れれば、中国製激安模倣商品も叩き潰せます。






 しかし、チョッと待って下さい。

 図面を引き、試作品をつくり、後は、弁理士任せの丸投げ出願では、特許出願の落し穴に嵌ります。

 落し穴が大きければ、合法的な模倣商品(造語)が続出し、アット言う間に商品寿命がつきてしまいます。

 弁理士が、明細書を手抜きして書いているわけではありません。

 出願人が説明しないものまで、弁理士が勝手に書くわけに行かないのです。



 サァ〜、あなたは、どうしますか・・・・・?






 是非、次の「特許出願の落し穴」をお読み下さい。